2010/01/16

カネのかかる政治

■ハイチの大地震■読売の記事によれば、「いい加減な建設計画の書類を当局に提出しても、ワイロを渡せば大丈夫。力のある中央政府の役人を買収すれば心配ない」■民主主義が遅れている国のことだから、と言えるだろうか■日本でもいわゆる東北地方の公共工事に関して政治献金のようなものが横行しているという■公共事業を受注する企業の政治献金なるものをいかなる理由があっても許してはならない。結局、企業は受注金額の上乗せか、手抜き工事でツジツマを合わせるしかないからである。被害者は国民である■16日の日経新聞によれば小沢一郎氏の関連政治団体に2000年から2006年までの間にゼネコン8社から6億円の政治献金があったという。一体ゼネコンは何を期待したのだろうか、そして企業としてどんな成果が得られたのだろうか■法的には何ら問題はないのかも知れない。時効だとか職務権限とかで■一方で政治手法という側面から見れば、一貫してカネのかかる政治を実践しているのが小沢氏である。時代に逆行していないだろうか。