2011/01/07

議会の進化

今朝の朝日新聞の3面に民主党の風間議員の紹介を兼ねた記事が載っていた。若い人の政治への回路をコツコツ作っていることが取り上げられていた。教育をキーワードに新たな取り組みを作っている、さすが世田谷区議会、多士済々という感じ(23区の中では比較的個人名で議員がとりあげられる、もちろん良い意味で)国政とは違ってまじめで優秀な地方議員もいるにもかかわらず、国政と同じ目で見られるのは心外だろうし、何よりも信じがたいのは民主党の大量新人の擁立であるこれでは地方議員の使い捨て同様である地方議会に新人議員は確かに毎回必要である。しかし行政を監視し、行政の過ちを正すには新人議員だけではおぼつかない。政権同様、役人に取り込まれるのがオチである(役人は議員相手に少なくとも20年30年以上のベテラン揃いという現実がある)主義主張や会派が異なっていようとも、コツコツ新しいコトを創造していく議員を(政権政党があそこまでひどすぎるとしても)十把一絡げにしては世田谷区議会の進化は止まってしまう役人に取り込まれた議員は必要ないと思うが、役人に取り込まれなかった新人は次に中堅議員に成長してもらわなければ、議会の進化はない。
※取り込まれた議員と取り込まれなかった議員の簡単な判別法は、事実上、行政のやったことを議員がやったことのようにPRしているのは、だいたいが取り込まれた議員。すべてとは言わないが。