2012/09/27

千歳烏山駅周辺の未来

 京王線の踏切解消が現実味をおびてきた。なかでも千歳烏山駅は周辺の構造そのものがだいぶ変わってしまう。
 一番上のイメージ図は千歳烏山駅よりやや新宿寄り、南側から俯瞰した図であり線路を挟んで向かい側に烏山区民センターが見える。イメージ図で薄いブルーで示した部分を地図に落とし込んだのが下の図である。スーパーのシミズヤの位置からおおよそイメージ図の位置関係が理解できると思う(地元の人しかわからないだろうけど)
 ちょうどシミズヤの部分も含めて駅前広場となり、バスやタクシーのロータリー広場として活用される。この広場に“接道”するのが216号線で、南はハッケン道路とつながり榎の交差点まで続く、北は京王線の下を抜けて旧甲州街道につながる。
 簡単に言えば、旧甲州街道から榎の交差点まで踏切ナシで最短距離で行けるハズである。
 ただし、地元の人は承知のようにシミズヤは今日も元気で営業しているし、ブルーで示した地域は人々が生活している。これから土地取得が始まるのだろうが、踏切はなくなったが、道路や駅前ロータリーが出来ませんでは、本来の意味は失われる。
 まあ、それでも現在のメインの踏切である、たちばなとUFJ銀行の間の踏切はなくなるのだろうが、それだけでは車の動線、歩行者の動線、そして自転車駐輪の現状からして一層の混乱に拍車がかかる恐れがある。決断したのは保坂区長だが、(それも駅前広場を縮小したことを成果のように言っているのがわからないが)、京王線の踏切は無くなったが、道路は出来ませんでは、烏山地域の住民にとっては大迷惑である。今後はそのあたりが注目となる。


2012/09/15

新聞できました

新聞ができました。いつもご愛読されている方には15日中に到着します。本誌は郵送が原則なのでご要望があればメールで住所氏名をお知らせ下さい。(無料)メールはこちらへ


内容
●世田谷区政・検証
 「劇団ひとり芝居」から役人任せの保坂区政
  公約実現ならず焦りの「ひとり芝居」で下北沢ストップ?
  保坂区長の「4大大型開発見直し公約」はどうなった?
●脱原発・情報公開に目をそむける保坂区政 知ってますか?区長の個人プレーは目立っても
  なぜ?振り向けば誰もいない区長
  東京都に情報開示を求めている保坂区長が区では情報を非公開にする矛盾
  「おカネ」と「締め切り」はあと回し
●「脱原発」保坂区長の優柔不断 川場村、汚染状況重点調査地域に指定
●やはり「ちゃぶ台返し」のツケがやってきた
●世田谷臨時区議会やっぱり公務員に甘い区議会
●夏の政変 区民負担だけで良いのか 世田谷区の値上げ攻勢
  デフレなのになぜ?超スピード決着?何と11月に決定
  「おカネ」と「締め切り」はあと回し区長のツケ
  利用料金はどうやって決まるの?
  委託会社のコスト圧縮はナシ?
  コスト削減ではなく何が何でも値上げという発送
  原材料費不明では消費者は納得しない
  やっぱり外に向かって言ってることと、区長としてやってることが違う
●財政難のその先を明らかに
  施設の老朽化・・・財政的に身動きがとれない隠れた要因
  首都直下地震・・・発災時に施設が避難所として役立つか?
  機能を増やして建物数を減らす?
  3.11後の本当の課題 命を守る震災対策に使える施設の整備を
  区立施設は700以上、総面積110万㎡

2012/09/06

子供っぽい「欠席」


 5日に外環道の世田谷地点からの着工式(鍬入れ式)が行われた。いろいろと賛否がある外環道だが首都直下が迫り来る状況では、見方も変わると思う。
 さてその着工式、国交大臣、都知事が来て、世田谷区長は欠席という、珍しい事態に。
 これまでの保坂区長の外環に対する批判的な「スタンス」からすれば、とてもこんな式典に参加できるか、ということだろうが、実際、世田谷区長としては“抵抗らしい抵抗”は何もしていない。そもそもこの着工現場の区有地を提供したのは保坂区長自身。
 些細なことのようだが、実は、個人なスタンスと公職としての区長の仕事の分別がなされていない“重症”の兆しとも見て取れる。
 要は外環にとどまらない。個人的なスタンスを守るために公職の役割を犠牲にする政治姿勢が、いかに危ういか?
 下北沢の跡地の問題にしても、何か成案があってのことなのか、それとも個人的スタンスを守るために、あちこちに感情的なしこりをバラまいているだけなのか、事と次第によっては収拾がつかないことにもなりかねない。
 8月28日の都政新報ではやはり保坂区長が関係者との合意を無視したと断じている。