2016/10/20

福祉の未来

昨日(10月14日)行った、国際福祉機器展というのは、15日夕刊の「よみうり寸評」によれば、もう始まって40年以上もたつという。当初は細々で、現在は障がい者も含めて3日間で10万人以上が訪れるとのこと。

知ったのは東京ビッグサイトになってからだが、やはり今年は多いように感じた。

それに今回は住宅機器メーカーや家電が(例えばLIXILとかパナソニックとか)かなり大きなポジションを占めていたのが意外だった。

さらには、「手すり」の専門の業者が、以前より店を広げていた。最近では部屋の中に「垂直な手すり」(突っ張り棒の強度版?)も需要が高いよう。


「よみうり寸評」でも紹介されていたが、センサーがかなり応用されていた。徘徊対策や、施設内での“位置確認”システムにはもやはGPSは常識のようである。

介護の世界に日本の「精細な技術力」こそ、必要不可欠であろう。先進国の中で、超高齢化社会の先頭を走る日本の技術者たちのチャレンジに期待したい。

右は左手を添えるだけで、スプーンが自律的に皿からすくって口元まで運ぶロボットハンド。

またお手軽なものとしては「楽々ハンド」というものが活況を呈していた。いわゆるマジックハンドの精巧な感じといったもので、重さ150グラムにすぎないが1キロくらいまで、つかめ、一方で1円玉や錠剤の1粒までもつかめるというもの。価格も数千円くらいで、車椅子の利用者等が使うと便利らしい。


介護の問題は、親世代だけではなく、実は私たちの問題になりつつある。決算委員会に出ている区役所の理事者(部長)クラスも、10年後、20年後を考えると、「立つ」「歩く」「かがむ」「掴む」「握る」ことさえ覚束無くなるのかも知れない。